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熊本地震と実家

2016年5月3日

こんにちは 代表の外山孝一です。

実は私の実家は熊本の合志市というところなんです。

私の築25年ほどの実家も4月の大きな地震で屋根瓦がずれ落ち、外壁にひびが入りました。

ご近所さん10件程も同じ被害に、、、  とりあえず知り合いの地元の業者さんに無理やりお願いして、ご近所さんも一緒に屋根にブルーシートを張ってもらい一時的な雨漏り対策はしたのですが、時間が経つにつれシートも破け、土嚢袋も破けて部屋の中に雨漏りがするお宅もでてきました。

ssDSC05092右の写真が実家から見た近所の被災状況です。

揺れで二階の瓦屋根がずれて、一階の屋根に落ちて 一階の瓦を割って、屋根全体に被害を及ぼしていました。熊本市内、またその近郊ではこのような応急処置をした家が多数あります。そしてまだまだ甚大な被害を受けている家屋も多数あります。修繕をしてくれる業者さんも順番待ちで、いつ手が付けれるのか見通しがたたない状態です。近所の方は修理の見積もりは何とか来ていただいたけど、工事は来年まで待ってとお断りされたそうです。

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左の写真は実家の屋根の被害状況です。

2階の瓦がずれて 割れていたので全てめくって、下してトタンの屋根をカバー工法にて自分で葺きかえることにしました。 とはいえかなりハードな作業ですし、塗装屋の自分でできるか不安でしたが、岐阜と愛知県の塗装店の仲間が5人も熊本まで道具を積んで車でやってきてくれました。感謝、感謝です。作業中は雨も降らず、なんとか3日ちょっとで屋根を葺き替えることができました。

 

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塗装屋仲間で葺き替えたトタンの屋根です。  すっきりしました。 漏水の心配がなくなりました )^o^(

ただ、ご近所の被害にあわれた方の分までやってあげれずに、申し訳ない気持ちですが、、、

補修用の瓦も手に入らないとの事で、近所で修繕に使われる方に、実家で下した瓦を差し上げました。修繕がいつになるのかめどはつきませんが、少しでも役に立てればと思いまして。

ご近所、そして熊本の被災にあわれた方々の一日も早い復興を願っています。

 

 

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生まれ育った熊本で少しでも恩返しをと思い、被害の大きかった南阿蘇村立野地区でボランティア活動をしてきました。この地区は熊本市内の何倍も被害が大きくて潰れている家屋、傾いて倒れそうな家屋が半数以上あると思われる悲惨な状態の地区です。ここで瓦下し、屋根のブルーシート張り等ボランティアを体験してきました。日本全国からいろんな方がボランティアに参加されていました。参加されている皆さんには本当に頭の下がる思いです。熊本のためにありがとうございます。

また ここ南阿蘇は本当にいいところです。雄大な阿蘇の自然 澄みきった空気 豊富な温泉 大自然で育った農作物

本当に早くよみがえって元の南阿蘇になることを祈っています。

 

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最後に熊本城です。場内は立ち入り禁止です。

写真のように全体的に石垣が崩壊し、塀が軒並み倒れていました

市内の中心部にある 熊本の象徴ですが、ここも悲惨でした。

 

今回は 塗装店と関係のない 熊本の情報となってしまいました_(._.)_

 

 

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