こんなこともやります!
2018年1月26日
こんにちは、代表の外山です
今回は塗装工事ではないんですが、とあるおしゃれなアパート室内壁からの
雨漏れ修繕依頼でした。写真のようにコンクリート打ち放しの壁にひび割れが、、、
雨水らしきものが流れてきています
この部屋は4階のため外部からの修繕工事はかなりの費用がかかるため、今回は
室内からできるだけ雨水侵入を阻止する施工方法考えてみました。
そこで このひび割れ部分にエポキシ樹脂を注入して雨水の侵入を阻止
することにしました。低圧エポキシ樹脂注入シリンダー工法です!
まず台座を取り付け、エポキシ樹脂が流失しないようにシール材で確実に
シール施工します。ここまでが1日目の作業です
翌日シールが固まった事を確認したら、シリンダーをセットします
中に入っている黄色い液体がエポキシ樹脂です。シリンダーにゴム(青いところ)
をかけてゴムの力でゆっくりとひび割れの中にエポキシ樹脂を注入していきます
ひび割れの中に入ったエポキシ樹脂は、約24時間かけて固まります
ひび割れの中にエポキシ注入材が入って固まったら、シリンダーと台座、シールを
除去します。コンクリート打ち放しのおしゃれな壁なので、出来るだけ補修跡が残らないよう
慎重に除去しました。少しはみ出た樹脂やシールのごみはサンドペーパーで削りました
少し濡れたように見えますが、乾燥すればなじんできます。
これで雨漏りが阻止できると思います。
次回 外部改修工事施工をされる時はしっかり不具合調査をして
外部から補修工事をして建築物という大切な財産を長く守っていきたいですね
見えないところもしっかり調査、保護してあげることが大事ですね