屋根塗り替え モニエル瓦 part3
とやま建装職人、外山孝行です。
今回は引き続き塗り替えをさせていただいたお客様のおうちより、モニエル瓦の塗り替え状況を書いていきたいと思います。
高圧水洗浄で念入りに洗い、しっかりと乾燥させたら塗り替え作業にはいっていきます。
このモニエル瓦は簡単に説明すると、セメントを主に形成され、それを塗装膜でコーティングしてあります。
経年での劣化で、この塗装膜が傷んでいきます。
この塗装膜がなくなるほどに傷んで取れてしまうと当然素地があらわになり、素地が直接ダメージを受けます。
素地であるセメント層は吸水性があり、表面がザラザラなため、雨や雪などが留まりさらに痛みを加速させます。
理想はこうなってしまう前、塗装膜が残っているうちに塗り替えをするのが一番ですが、目の届かない屋根だけに気づいたらかなり傷んでしまっていた、ということはよくあります。
今回、塗り替えさせていただいた屋根もほとんど塗装膜がなくなってしまっていたため、専用の下地調整材をご提案させていただきました。
今回ご提案させていただいた塗料プランはこの下塗りを塗ることで、合計4回塗りになります。
下塗り→中塗り1回目→中塗り2回目→上塗り
使用する塗料は下塗りを省いて、中塗りから施工しても問題ないモニエル瓦専用塗料です。
が、素地の露になったところは上にも書いた通り吸水性が高く、塗料も吸い込んでしまい新たな塗膜形成を邪魔します。
そこで、専用下塗りです。
塗料の吸い込みを止め、傷んで痩せた屋根に塗料の肉を付けます。
今回使用した塗料メーカーの方も大阪から見学に来ての施工です。
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