屋根の塗装、塗替え工程
2020年7月1日
とやま建装職人の外山孝行です。
今日は先日塗り替え工事させていただいたお家から、屋根の塗装を紹介したいと思います。
塗装した屋根はこちらになります、高圧水洗浄後、塗装前です。
外壁にはそれほど痛みや劣化のないお家ですが、屋根は写真のように素地が見えてしまっています。
特に南面が傷んでいます。
板金部には錆止めを塗ります。
屋根用塗料、一回目塗装後です。
素地が出ていたこともあり、ムラがあります。
タスペーサーをいれます。
これはこのカラーベスト屋根専用の仕様で、塗料で屋根材と屋根材の間が埋まらないよう隙間をつくるためのものです。
これをしないと水が抜けずいつまでも滞留し、痛みやすくなります。
二回目の塗装後です。
ムラも目立たなくなりました。
仕上げに耐候性をさらに上げるためのタフグロスコートを塗ります。
詳細はこちらから→http://www.oriental-toryo.jp/3-0-tafgrosscoat.html
屋根は外壁よりも過酷な状況にさらされます。
そのため外壁よりも傷みやすく、塗り替えサイクルも短いです。
ただ、屋根だけの塗装にも2階以上の建物は足場が必要になる場合がほとんどです。
足場を組んで屋根だけというのももったいないので、屋根にはより耐久性の高い塗料を使用し、メンテナンスサイクルを揃えることが大切だと思います。
塗替え、塗装工事ときは考慮してみてください。