屋根塗装 平板スレート屋根カラーベスト part2
2018年9月2日
とやま建装職人の、外山孝行です。
今回は前回に続き、屋根塗装、平板スレート屋根、カラーベストの塗装の続きです。
洗浄後しっかりと乾燥させたら、塗装をはじめていきます。
まず、棟やケラバ、雪止めは金属ですので、錆止めを塗装します。
屋根自体の塗装は今回、オリエンタル塗料工業のコロベストという専用塗料を使用しました。
シーラーなしでの塗装が可能で、専用塗料ならではの密着力があります。
このコロベストを1度塗装後、ここでカラーベストの塗り替えならではの作業をします。
屋根の重ねの部分に「タスペーサー」なるものを差し込んでいきます。
写真に見える、薄茶色のものです。
カラーベスト屋根の上の板と下の板が重なる所に、適度な隙間を作るためのものです。
この隙間がないと、毛細管現象により水分が上へのぼり、板と板の間へとどまることで、屋根材の腐食を進行させてしまいます。
塗り替え前の屋根には必要ないのですが、塗り替えするときは塗装することで塗料がこの隙間を埋めてしまうのを防ぎます。
このことを理解せず、塗り替えされている屋根をみることもあります。
カラーベスト塗り替えの際はチェックしてみてください。
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