外壁材ALCの塗装
2019年2月19日
とやま建装職人の外山孝行です。
今回は塗り替え工事をさせていただいている建物から、ALC壁の塗装工事について書きたいと思います。
ALCボードは軽量気泡コンクリートともよばれる外壁材です。
住宅によく使われるサイディングボードと比べても耐久性が高く、断熱効果も高い外壁材です。
ただ一方で、水分に弱く、吸水性も高いです。
外壁に使用する場合は塗装による保護が必須です。
その塗膜が劣化しそこから水が浸入すると、非常にもろくなってしまいます。
今回塗装工事をしているALC壁も水が浸入し、傷んでいます。
写真の中心、横にはしるクラック、ヒビがわかるでしょうか?
長さは15センチ程度、幅は1ミリもないくらいです。
ここに、軽くヘラをいれてみると
こんなに掘れてしまいます。
あんなに小さなクラックから水が浸入し、ここまで脆くなってしまったのです。
つまようじでも刺さるくらい柔らかくなっています。
こういった箇所が至る所にあり、ひどい所はALCを貫通してしまう程です。
丈夫なALC材をより長持ちさせるために、ここまで傷んでしまう前に塗料で保護してあげましょう。
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